MSI H370M BAZOOKA レビュー



 このレビューについて

以前、MSI から新型マザーボードの モニター募集があり、それの「サイズ」に見事当選したため、本レビュー記事を執筆しました。


 用意したもの

MSI H370 BAZOOKA

MSI から提供された MicroATX の 第8世代 Intel Core プロセッサ対応 (CoffeLake) のマザーボード。

Intel Celeron G4900

秋葉原のアークで購入。CPUクーラー込みで 4,980円。第8世代は2018年4月にラインナップが大分拡充され、選択肢が多くなりました。

SAMSUNG DDR4-2666 8GB x 2

秋葉原のアークで購入。店頭価格で 1 枚 9,380 円。2018年4月現在、メモリ価格は緩やかに値下がってはきているものの、まだ まだ高価な印象。新規で組むなら、必要最小限の容量のみ購入して、あとで増設するのがオススメ。

Avance L12

台湾メーカーの MicroATX + SFX 電源の 12L の極小のケース。ただし、日本はおろか、海外での知名度は圧倒的に低く、私の調べた限りチェコ・スロバキアのパーツショップでしか手に入らなかったため、 輸入が非常に困難。


 組み立てレビュー


(写真1) 外観写真

まずは開封前の状態。メモリはバルクなので簡易梱包。


(写真2) 開封した状態

割とオーソドックスな構成。個人的な感想としては、以下の通り。
① CD-ROM は不要
② CPU の取り付け説明書 (Quick Installation Guide) が Intel 20XX CPU の取り付け方法の解説から始まり、AMD CPU、そのあとにようやく LGA 115X CPU の取り付け方法の解説があったので、無関係な情報は載せるべきではない

特に②は事故の原因になるので、改善を望みます。



(写真3) CPUの載せた状態

切り抜きが両端にあるので、まず載せ間違えることはありませんが、 それでも強引に間違った方向で載せることもできるので、注意して作業しましょう。



(写真4) SATA1 / SATA2 のコネクタ方向に注意

両コネクタとも横方向に端子があるので、ケースによってはケーブルが干渉するので注意。



(写真5) 一通り組み込んだ状態

全くの余談ですが、Avance L12 は 250W か 300W の SFX 電源が付属しますが、電源が端子直結(コネクタがない)ので、載せ替えるにはそれなりの改造が必要なので注意。(私はMACの電源ケーブルを切断して繋ぎ 変えました。)



(写真6) 短い電源ケーブル

これも余談ですが、度々ジャンク屋で 100 円くらいで電源ケーブルを買っては、50cm または 30cm くらいにカットして、100 円くらいのパナソニックのベターキャップに接続して短い電源ケーブルを自作しています。使っている工具類は以下の通りです。

圧着工具 MARVEL MH-5S
〇小型のワイヤーストリッパー VESSEL No.3500E-1

〇大型のワイヤーストリッパー フジ矢 PP707A-200
〇ヒートガン 白光 FV310-81 + N70-04

以下は接続・加工の消耗品の類。

〇裸端子 丸型
〇スミチューブ

基本、半田は溶けるので使わない。専用の工具や金具 を使わない方法もありますが、加工精度によっては断線やショートの危険性が上がるのでオススメできません。



(写真7) 起動した状態

組み立て後、何のエラーもなく一発で立ち上がりました。



(写真8) 背面端子

PS/2 ポートは、キーボードは USB の設定が失敗した際の救済措置として必要そうではあるが、マウスは必要性を感じないので、取り除いて欲しい。
DVI と HDMI が両方ともあるのは高評価だが、できれば DisplayPort も欲しかった。
あと USB-C があるのも良い。


 組み終わっての感想

マニュアルが英語のみで、かつ不要な情報も載っていたりするので、 自作初心者にはややハードルが高い印象。

ただ、製品自体は安定しており、何の問題もなく Windows 10 の起動まで出来たので、そこは高評価。

あとは、これは製品の問題ではなくチップセットの仕様だが、 Z370 と違いオーバークロックに対応していないため、Core i7-8700K など使いたい場合は Z370 製品を選ぶようにしましょう。

製品の方向性としては、Celeron / Pentium よりかは、Core i5-8400 のような性能が高くコスパの良い CPU と組み合わせるのが妥当な気がします。